富山大学産学交流振興会 令和7年度 総会を開催
令和7年度「富山大学産学交流振興会 総会」が、2025年6月3日(火)に、ANAクラウンプラザホテル富山で開催されました。会員企業、本学教職員合わせて約90名が参加しました。
富山大学産学交流振興会は、富山大学の産学連携促進のための後援組織として平成4年に富山県内企業18社により発足し、以来30余年を経て、現在の会員企業数は約230社まで成長しました。本学の共同研究等の産学連携活動の推進、知的財産拡充のための人材確保、大学発ベンチャーの増加等に関する様々なご提言とご支援をいただいております。
総会では、会長を務める立山科学株式会社の水口勝史代表取締役社長が開会挨拶を行い、「若者の県外流出対策がより現実味をおびる中、富山、日本を背負う志のある若者が明るい希望を持てるようにしたい」と述べられました。次いで、本学の齋藤学長から、「厳しい状況下では産学官民の連携がより一層必要となる。大学のシーズを使っていただき、元気な富山にしていきたい。」との挨拶がありました。
その後、令和6年度の事業・収支決算報告、令和7年度の役員及び事業計画・収支予算が審議され、新会長には、キタムラ機械株式会社の北村耕作代表取締役専務が選任されました。
総会後には、産学連携の事例紹介・本学の事業紹介の他、交流会が開催され、業種の垣根を超えた交流が活発に行われました。

産学交流振興会総会の様子

笹木学術研究・産学連携本部長による富山大学の産学連携活動の報告